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DoorDashの写真要件

DoorDashに通る写真の縦横比・解像度・ファイル容量の基準

Ali Tanisのプロフィール写真Ali Tanis14分で読めます
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DoorDashに通る写真の縦横比・解像度・ファイル容量の基準

DoorDashの写真要件は、多くの加盟店が思っているよりも厳格です。しかも重要な数値のひとつで、DoorDash自身のヘルプセンターの記述が食い違っています。以下は、2026年8月1日時点のDoorDash加盟店向けドキュメントと開発者向けドキュメントで確認した、メニュー商品・ヘッダー・カルーセル・ロゴ・POS連携のすべての仕様です。

要点:メニュー商品に関するDoorDashの写真要件は、最小1400 x 800 px、横向き16:9、JPG/JPEG/PNG、2 MB未満です。ヘッダーとカルーセルも最小サイズは同じですが、Webでは4:1、アプリでは16:9で表示されます。ロゴは正方形のキャンバスで230 x 230 pxが必要です。縦向きや正方形の料理写真は、その時点で却下されます。

DoorDashの写真要件 早わかり一覧

アセットは4種類、ルールも4通りです。

アセット最小解像度アスペクト比最大ファイルサイズ対応形式
メニュー商品写真1400 x 800 px横向き16:92 MBJPG、JPEG、PNG
ヘッダー写真1400 x 800 pxWeb 4:1/アプリ 16:92 MBJPG、JPEG、PNG
カルーセル写真1400 x 800 pxWeb 4:1/アプリ 16:92 MBJPG、JPEG、PNG
ロゴ230 x 230 px正方形1:12 MBJPG、JPEG、PNG

アセットの種類を取り違えることも却下の理由になります。商品写真は1つのメニュー商品を写したもので、その大きさ・形・色・具材が分かるものです。カルーセルはお客様がスワイプして見る一連の写真、ヘッダーは店舗ページの最上部に表示される画像、ロゴはブランドマークであり、料理の皿を使ってはいけません。

DoorDashのメニュー商品写真の要件

メニュー商品に関するDoorDashの写真要件は、4つの仕様に集約されます。DoorDashが2022年第2四半期に15,000社を超える中小加盟店を対象に行った調査では、商品写真のあるメニューは月間売上が最大44%伸びることが分かりました。2026年の外食業界トレンドレポート(Dynata、米国の消費者3,001人、2026年3月)では、メニューの半分に写真が入った時点で平均13%の押し上げ効果があるとしています。

解像度:最小1400 x 800ピクセル

1400 x 800は目標値ではなく下限です。これを下回る画像はその場で却下されることがあり、無理に拡大して数字を満たすと、今度は「ぼやけている」という別の却下理由に引っかかります。余裕を持って大きく撮りましょう。スマートフォンなら横4000 pxあるので、16:9にトリミングしても1400 pxを大きく上回ります。

アスペクト比:横向き16:9のみ

写真の縦横比は、最もつまずきやすいルールです。DoorDashが受け付けるのは横向き16:9だけで、それ以外は認められません。縦向きや正方形の写真は受け付けられません。DoorDash向けに1:1の正方形を仕様として紹介しているガイドは誤りです。

落とし穴は2つあります。縦向きで撮った写真を16:9に切り抜かないこと、そして比率を合わせるために引き伸ばさないことです。まずスマートフォンを横に構えましょう。グラス類についてはドリンク写真の撮り方ガイドで詳しく解説しています。

テラゾーのカウンターに置いた背の高いチョコレートミルクシェイクを横位置で構図した写真。背の高いドリンクをDoorDashの横向き16:9で撮る例

ファイルサイズ:DoorDashが2つの異なる上限を示している理由

ここが、他ではまず指摘されない矛盾点です。あるヘルプ記事では「写真のサイズまたは解像度が正しくありません」の項目で上限を2 MBとしながら、同じページの下の方では商品写真を「16 MB未満」と記載しています。

どちらも公式の記載ですが、安全なのは2 MBだけです。開発者向けドキュメントとメニュー設定のリファレンスはいずれも2 MBと明記しており、却下メッセージの文面も2 MBを引用しています。品質80で書き出した2000 x 1125のJPEGなら500 KB前後に収まるので、問題になるのは4Kで書き出した場合だけです。

ファイル形式:JPG、JPEG、PNGのみ

対応形式は3つだけで、例外はありません。HEIC、WebP、TIFF、GIFはいずれも対象外です。iPhoneは初期設定がHEICのため、カメラロールからそのまま上げたファイルは弾かれることがあります。設定を「互換性優先」に変えるか、事前に変換しておきましょう。

DoorDashのヘッダー画像サイズ・カルーセル・ロゴの仕様

店舗単位のアセットに関するDoorDashの写真要件は後回しにされがちですが、ここが最も低コストで成果の出るポイントです。DoorDashの2022年4〜6月の調査によると、ヘッダーのあるメニューは月間売上が最大50%、ロゴのあるメニューは最大23%伸びています

ヘッダー:1400 x 800 px、Webは4:1・アプリは16:9

DoorDashのヘッダー画像サイズがややこしいのは、縦横比が1つではなく2つあるからです。ファイル自体は1400 x 800 pxを超えている必要がありますが、店舗ページではデスクトップで4:1、アプリで16:9として表示され、Web用の細い帯は画像の中央から切り出されます。

そのため、見せたい要素は横方向の中央3分の1に収めてください。ヘッダーに求められる内容のルールは商品写真と同じで、文字の追加・枠線・オーバーレイはいずれも不可です。カルーセルも仕様は同じですが、複数の料理を同時に写せる点だけが異なります。ただしそれは一緒に撮影したものに限られ、コラージュで貼り合わせたものは認められません。

ダークウォルナットのカウンターの細い横帯に4品を並べた写真。DoorDashのヘッダー画像の4:1トリミングを示す例

ロゴ:最小230 x 230ピクセル

ロゴは最低230 x 230 pxが必要で、推奨は1:1の正方形キャンバス、容量は2 MB未満です。小さく表示されても判別できる必要があるため、線の細いタグラインは省きましょう。

良い写真を台無しにする1:1サムネイルのトリミング

DoorDashの用語集には、一見両立しない2つの記述があります。メニュー写真はすべて横向き16:9でなければならない、という記述と、メニュー写真はサムネイルサイズの1:1でなければならない、という記述です。実はどちらも正しく、アップロードするのは16:9で、アプリの一覧表示では中央を正方形に切り出したものが表示されます。

16:9の画面から正方形を切り出すと、残るのは横幅のおよそ中央56%です。左右の端に置いたものは、大半のお客様が目にする画面から消えてしまいます。2つのトリミングを両方想定して構図を組みましょう。皿は中央に置き、四方に余白を取り、左右の端にはテーブル面以外を入れないことです。詳しくは料理写真のスタイリングガイドで解説しています。

暗いテーブルでペンダントライトの円形の光の中央に置いたラーメン鉢。DoorDashがメニューのサムネイルで表示する中央の正方形トリミングを示す例

DoorDashが写真を却下する理由:公式11カテゴリー

却下はすべて、ここまでのDoorDashの写真要件に行き着きます。DoorDashは11のカテゴリーを公表しています。

却下理由DoorDashが求める基準最短の対処法
サイズまたは解像度の不備最小1400 x 800 px、2 MB未満撮り直す。拡大処理は禁物
寄りすぎ・引きすぎ料理全体の80%以上が写っていること皿全体を写す
構図・アスペクト比横向き16:9のみ横向きで撮り直す
照明が悪い明るく均一な光。強い影や白飛びは不可窓際で撮影する
背景の問題シンプルで自然な背景。料理が画面の50〜70%を占めること無地のテーブルまたはトレー
オーバーレイ・枠線・透かし加工なしのそのままの写真で、何も足さないこと透かしと枠線を外す
写真に人が写っている顔や体は不可。手は脇役かつぼかしてある場合のみ手が入らない構図に変える
実物と異なるお客様に届く現物どおりで、分量も現実的であること1枚につき1品にする
ピントが合っていないぼけ・粗さ・引き伸ばしのない鮮明な画像タップしてピントを合わせ、三脚を使う
著作権の問題自社が権利を持つオリジナルの写真ストック写真は使わない
写真の重複メニュー商品ごとに専用の写真が必要バリエーションごとに個別に撮影する

「オーバーレイ禁止」は、見た目以上に広い範囲を指します。枠線、レターボックス、縦向きの写真を16:9に合わせるために足した左右の白帯も、すべて禁止の対象です。文字が認められるのは料理やパッケージに実際に印刷されている場合だけ、ブランドロゴもカップやナプキンに自然に写り込んでいる場合だけです。

写真の重複はメニュー商品ごとに判定されます。「ビーフタコス」と「チキンタコス」には、それぞれ専用の写真が必要です。照明とピントで却下が続くようなら、デリバリー写真でよくある失敗の解説と飲食店のメニュー撮影ガイドが最短の近道です。

DoorDashの写真要件を満たす手順:アップロードの流れ

DoorDashの写真要件を満たすのは、作業の半分にすぎません。ブランド用の画像とメニュー写真は、マーチャントポータルの別々の場所で管理されています。

ステップ1:店舗設定でロゴとヘッダーを登録する

マーチャントポータルにログインし、「Settings」から「Store Settings」を開きます。ロゴと店舗ヘッダーはどちらもここで登録します。作業時間は5分ほどですが、公表されている中で最も大きい売上の伸びに直結する部分です。

ステップ2:メニューマネージャーで商品写真を登録する

メニューのセクションを開き、写真を付けたい料理をクリックします。ファイルをドラッグ&ドロップするか、フォトライブラリから既存のアセットを選びます。ライブラリは取得元で絞り込みができ、各写真のステータスも確認できます。

ステップ3:DoorDashの写真エディターを使いこなす

エディターはアップロード後に自動で開き、右側にプレビューがリアルタイムで表示されます。照明・色・鮮明さの自動補正、トリミング、背景の差し替え、文字やオーバーレイの削除に加えて、彩度・色合い・コントラスト・明るさを調整できます。

ただしDoorDashは注意点をはっきり書いています。エディターは「要件をわずかに下回る画像を改善するためのものであり、最低解像度の基準を代替するものではない」とのことです。600 pxのスナップ写真を救うことはできません。同じ調整をアップロード前に行う方法は、料理写真の編集方法ガイドで解説しています。

ステップ4:却下された写真を修正して再提出する

却下の理由はメールで通知され、メニューマネージャーの上部にも通知が表示されます。「View items」を選んで該当する料理を開き、理由を確認して修正したら、「Add new photo」から再提出します。

DoorDashの写真審査にかかる期間は?

公式に示されている所要時間は2つだけで、どちらも通常のポータル経由のアップロードには当てはまりません。AIによる審査では対象となるメニュー写真が約1分で即時承認されます。一方、POS連携で送られて手動ルートに回った写真は、5営業日以内に審査・補正のうえ承認または却下されます。「1営業日」「24〜48時間」といった数字を見かけても、それはDoorDashが公表したものではありません。

POS連携の写真は無言で失敗する

POSやミドルウェア経由で送られる写真には、より厳しい条件が課されます。メニューのペイロードにはitem.original_image_urlという値が含まれ、DoorDashはこれを厳格に検証します。

アセットはJPG、JPEG、PNGのいずれかで、横1400以上・縦800以上、16:9、2 MB未満である必要があります。URLはhttpまたはhttpsで、クエリパラメータを含まず、.JPG、.JPEG、.PNGのいずれかで終わり、外部から公開状態でアクセスできなければなりません。最後の条件が、?w=1400のようなパラメータを付けたがる多くのCDNやリサイズ用URLを弾いてしまいます。

ここからが、何週間もの損失につながる部分です。サイズや形式のチェックに通らなかった場合、DoorDashは「その商品には写真が紐づけられません」と説明しています。却下メールは届かず、メニューマネージャーにも通知は出ません。同期が成功したと思い込んでいる間、その料理は写真なしのままです。影響が最も大きいのはゴーストキッチンで、URLの形式が1つ間違っているだけで、ブランド全体の写真が空になることもあります。

夜明けの誰もいないステンレスのパスに置かれた1つのバーガーと、丸まった紙のメニュー表。POS写真同期が無言で失敗した状態を表す

DoorDashが写真を代わりに追加する場合

メニュー商品に写真がない場合、DoorDashが連携済みのSNSビジネスプロフィールや第三者のレビューサイトから取得した写真を、代わりに追加することがあります。これらの写真も同じ審査基準の対象で、却下されることもあります。

自分でアップロードした写真は常に優先され、DoorDashがそれを置き換えることはありません。この機能を止めたい場合はマーチャントサポートに連絡し、レビューサイト由来の画像は「Request Menu Help」から削除を依頼します。いずれにしても自分で撮った写真を登録しましょう。初めて訪れるお客様に飲食店がどう映るかを決めるのは、その写真だからです。

DoorDashの無料撮影には大きな落とし穴が1つある

条件を満たす加盟店は、プロによる無料撮影を申し込めます。1.5時間の撮影で最大15品を扱い、最大20枚の写真を受け取れます。カメラマンの費用と権利処理はDoorDashが負担し、加盟店が負担するのは料理の材料費と仕込みの人件費です。

そして落とし穴は、DoorDashの言葉ではこうです。「これらの画像はお客様のものですが、他社のデリバリープラットフォームでは使用しないようお願いします」。つまり無料撮影の写真はウーバーイーツやGrubhubには使い回せず、複数のデリバリープラットフォームで販売するなら、自分で権利を持つ写真が別途必要になります。なお、Premier加盟店には撮影費用に充当できる$200のクレジットも付与されます。

DoorDash・ウーバーイーツ・Grubhubの写真要件を比較

複数のマーケットプレイスに出品すると、1つの書き出しデータで3社すべてをまかなうことはできません。以下の仕様はウーバーイーツGrubhubの公式ドキュメントに基づいています。

仕様DoorDashUber EatsGrubhub
商品写真の最小サイズ1400 x 800 px550 x 440 px1600 x 1200 px
商品写真の縦横比16:95:4〜6:44:3
商品写真の最大容量2 MB10 MB
ヘッダー/カバー1400 x 800、Web 4:1/アプリ 16:92880 x 2304、5:42400 x 1800、4:3
ロゴ230 x 230、1:1200 x 200、1:1

3つのマーケットプレイスで、写真の縦横比は3通りとも噛み合いません。DoorDashの写真要件は5:4のウーバーイーツ写真の要件と一致せず、そのどちらもGrubhubの4:3には合いません。運用を回すコツは、料理ごとに余白を持たせた横長のマスター画像を1枚撮り、そこから3種類にトリミングして書き出すことです。この手順はデリバリーアプリ向けメニュー写真ガイドで、撮影する品目のリストはフードデリバリーアプリの写真撮影で解説しています。

DoorDashでAIの写真は使える?

使えます。DoorDashの写真要件にAIによる補正を禁じる記述はなく、DoorDash自身が同じ仕組みを開発しています。AI搭載カメラは構図や背景の改善についてその場でフィードバックを返し、背景補正付きメニュー写真は料理の見せ方を作り替えます。写真の即時承認は、条件を満たす写真を約1分で通します。

DoorDashが線を引いているのは料理そのものです。掲げている方針は「実際の料理・具材・分量を変えることなく」写真を良くし、「見えている料理が加盟店の提供内容を正しく表す」ようにすることです。自分の料理を実際に撮った写真を補正するのは問題ありません。存在しない料理を作り出す、容器に入っていない具材を足す、分量を多く見せるといった行為が却下の対象です。両者の違いは従来型とAI料理写真の比較でまとめています。

カメラマンなしでDoorDashの写真要件を満たす

小さな厨房で現実的に回せる流れはこうです。まず、実際に配達する状態で料理を盛り付けます。窓際の無地の面に置き、料理を中央にして、手を写さずに横向きで撮影します。その1枚をFoodShot AIに通すと、実際の皿を撮ったスマホ写真が約90秒で4Kのスタジオ品質の画像になります。

無地のリネンの上で窓際に置いたシーフードリングイネ。DoorDashの写真審査に通る自然光のニュートラルなセッティング

Deliveryスタイルのライブラリは、装飾の多いセットではなく、すっきりした無地の面を基本にしています。これはDoorDashの背景ルールがまさに求めているものです。さらに4Kの書き出しなら、1400 x 800という下限をはるかに上回ります。1点だけ注意があります。4Kのマスター画像は2 MBを超えることが多いため、横2000 px前後に圧縮したJPEGを別途保存しておきましょう。

有料プランは月額$15からで、商用ライセンス付きの生成25回が含まれます。無料プランは透かし入りで、個人利用限定です。詳しくは料金デリバリーアプリの写真撮影をご覧ください。

よくある質問

DoorDashの写真は何ピクセルにすればいい?

メニュー商品に関するDoorDashの写真要件は、最小1400 x 800 px、横向き16:9、JPG・JPEG・PNGのいずれか、2 MB未満です。ヘッダーとカルーセルの最小サイズも同じで、ロゴは230 x 230 pxの正方形が必要です。

DoorDashのヘッダー画像サイズは?

最小1400 x 800 px、2 MB未満です。店舗ページではデスクトップのWebで4:1、アプリで16:9として表示されるため、重要な要素は横方向の中央3分の1に収めてください。

DoorDashは正方形や縦向きの写真を受け付ける?

受け付けません。DoorDashの写真要件が認めるのは横向き16:9のみで、縦向きや正方形での提出は受理されません。アプリ上の1:1のトリミングは、アップロードした16:9のファイルからDoorDash側が生成しています。

DoorDashの写真が却下され続けるのはなぜ?

公式には11のカテゴリーがありますが、却下の多くはDoorDashの写真要件のうち3点に集中しています。16:9という縦横比、料理の80%以上が写っていること、そして文字・枠線・透かしの追加禁止です。

DoorDashの写真審査にかかる期間は?

示されている数字は2つだけです。AIによる即時承認が約1分、手動ルートに回るPOS連携アセットが5営業日です。ポータルからのアップロードについては、公式の所要日数は公表されていません。

DoorDashの無料撮影の写真をウーバーイーツで使い回せる?

使えません。DoorDashは、無料撮影で得た画像を他社のデリバリープラットフォームで使用しないよう求めています。自社サイト、紙のメニュー、SNSでは引き続き使えますが、競合するマーケットプレイス向けには別の写真が必要です。

著者について

Foodshot - 著者プロフィール写真

Ali Tanis

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